映画「ショーシャンクの空の下」を見て

およそ10年程前に偶然テレビで映画の広告を見て、気になっていた映画です。
「フィガロの結婚」の「手紙の2重唱」が突然刑務所に放送される場面で、美しい女声が服役中の男達の心を潤すようにしっとりと流れます。
誰もが心を串刺しにされ、聞くことしかできなく、束の間のオアシスを経験します。
この場面しか覚えていず、題名も去年の暮れにNHKの映画予定表で見るまで知らず、見たかったのはこれかも?と思い とりあえず録画しておいたのです。
見られてよかったです。           
 
あの場面のレコードのジャケットはちょっとしか見えませんでしたが、1950年頃のLPでしょうか?
歌っているのはシュワルツコップとかシュターダー?デッラ・カーザ?ゼ-フリート?ユリナッチあるいはもっと前の歌手かしら?と思いめぐらしています。
きれいな2重唱でした。

この二重唱を勝手に放送したために主人公は独房に入れられ、やっと出て来た時に仲間に頭を指してここにモーツァルトがいたから大丈夫だったといいます。誰も耳の奥で聴いているのは止められないと。
何の本だったか、強制収容所のユダヤ人同士でお互いに思いやり合う事、,寛容な心を、ドイツ兵にもやめさせられないこと。どのような心を持つかは本人にしか決められない、どんなに悲惨な目に遭ってもその人を恨まない、希望を捨てない、美しい物に触れて感動するのも誰にも止められない、、、。
そんなことを思い出しました。
映画でも希望を持ち続けることで意見が分かれていましたが、強制収容所から生還できた人々に共通することの一つは希望を捨てなかった人だ、、とも書いてありました。

"映画「ショーシャンクの空の下」を見て" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント