ブラームスとお琴!

1890年のウィーンでブラームスがお琴の演奏「六段」を聴き、楽譜にあれこれ書き留めたと云うことです。 岐阜大垣市の当時の戸田氏共(うじたか)伯爵が明治政府の特別大使としてウィーンに赴任、岩倉具視の次女で 鹿鳴館の花と謳われた 極子夫人は琴を持参しての同行。

琴の名手である極子夫人のウィーン滞在中のピアノ教師ボックレット氏が、日本の歌などをピアノの楽譜に編曲。  それが出版され、その1冊をブラームスが入手し、大使私邸で行われた極子夫人の演奏を聴き、その楽譜に書き込みを施し、夫人に渡されたと云うことです。

残念なことに、その楽譜は火事で焼失してしまい、今は残っていない様です。

ブラームスは民俗音楽に大いに興味を示し、編曲された日本の音楽が多分に西洋化されすぎていると感じたらしいのです。

確かにチャイコフスキーの曲は美しいですが、ロシアらしい土臭さが無く、洗練されすぎていてどこか物足りなさを感じたことがあります。
「ボリス・ゴドノフ」等は、強烈なロシアっぽさで耳を満たしてくれます。

しかし反対に日本人の私めは、山田耕作編曲の「中国地方の子守歌」を聞いて、この素朴な曲が西洋化されて なんて美しく変身したのでしょう!と感心していたのですが、、
西洋に対する憧れが美しいと感じさせたのかもしれません。
もしブラームスが「中国地方の子守歌」を聴いた後でこの編曲を聴いたら、楽譜に何か書き込むのでしょうか?






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