イタリアのオペラ座の椅子は友好的!

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この前ふと気がつきました。 ウィーンのオペラ座のボックス席の椅子は固定されていて、向きも変えられなかったように覚えています。

私が入ったボックス席は舞台の左4つ目くらいの位置でしたから、1列目でもかなり左に体を傾けないと首が疲れてしまうのです。

増して2列目以降は最前列との段差がないので前の人の頭で見えないだけでなくだけでなく、馬蹄形の舞台に近いので、相当向きを変えないと舞台が見えず、コンパートメントの右壁に寄り添って立った方がよほど見やすいです。、2列目の左の人は背が高くなければ、見えないでしょう。

それならいっそと2回目の時は、数ユーロの立見席にしました。もうチケットが完売だったからですが、この方が真正面だし、前に立ってる青年達のウェストあたりが私の目の位置で丁度空間がありバッチリ舞台が見えますし、音もいい場所でした。

汚れても気にならない服装だったので階段に腰を掛けたら特等席です。数百円でウィーン歌劇場の「ボエーム」を聴けてしまいました。

それにひきかえイタリアのオペラ座のボックス席は椅子が置いてあるだけで、自由に動かせるのです。

ローマ歌劇場、ヴェネチアのフェニーチェ座、ミラノスカラ座皆ボックス席でしたが、2列目の席が私1人だったからか、1列目のご夫婦がいらっしゃいよ と言って椅子を3つ並べて下さり、3人で並んで見られました。
オペラの話をしたり、トスカはローマの女だ、、ミラノの女でもほかのどこの女でもない、、など会話が盛り上がり楽しかったです。

ほかのオペラ座で出会った日本人の女の子も同じく3人で並んで、娘みたいに可愛がられていました。

イタリア人はおおらかな性格だと聞きますが、ボックス席の椅子まで「ご自由に」という感じで、一期一会の会話が楽しめて良い思い出になりました。

オペラ好きならわかっていただけると思いますが、喋りたいんです。
オペラの話になると尽きないほど喋りたいのです。拙い英語ですが、結構あちらの方々もイタリア語が混じった英語だったので、気楽に話せました。

ヴェネチアのおばあさんとの猫談義も英語+イタリア語+日本語で楽しかったです。
文法なぞは全く必要でない事を感じます。

話が脱線しましたが、イタリアのオペラファンは歌手にとって反応がストレートに返ってくる有り難い、怖い存在だとよく聞きます。

耳が肥えているだけでなく、あのオープンな会話でこの歌手は素晴らしいとか、いやもっとこう歌うべきだ、、とかが面識のない者同士でも話してしまえるのかもしれません。

ボックス席のおおらかさが自由な会話ができる雰囲気を作っているのかも知れません。

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